想像してごらん |
Folksも観覧用に特別営業しましたが、沢山のお客様にお越しいただきました。どうもありがとうございましたm(_ _)m
営業中はずっと、BGMに近くFolksにライブに来てくれる告井延隆さんの3枚のアルバム「SGT.TSUGEI'S ONLY ONE CLUB BANDⅠ~Ⅲ」を繰り返し流していました。
告井さんがアコースティックギター1本だけでビートルズナンバーを再現しているこのアルバム、BGMとはいえ長時間に亘って集中的にかけたせいで、ユタはついついいつも以上にじっくり聴き込んでしまうことになりました。
それで感じたのですが、一聴しただけでは「スゴイ!ギターだけで完璧にコピーできてる!」と思ってしまうこれらのアルバムも、一つ一つのパートに集中してみると決して全てを忠実に再現できてるわけではないんだなと。
考えてみればあたりまえです。5本の指と6本の弦(時にはボディを叩いたりもしますが)だけで歌のメロディーからギター、ベース、ピアノにドラムまで、曲によってはどうしてもカバーしきれない音が出てきてもおかしくありません。
ではなぜあんなに「完コピや~」と思えたのでしょうか。
人間の脳には凄い働きがあって、欠けている部分を自動的に補完して認識してしまう能力があるとか(例えば一部を隠した時計の絵を見ても、その陰の後ろに完全な時計があるように認識できるとか)。きっと我々の脳も、告井さんの演奏を聴いて足りないと思うところは自然に補完してそれぞれのビートルズを完成させているのでしょう。
そう言えば告井さんも「僕は完全コピーしているつもりはない。僕にとってこう聴こえているというビートルズを再現しているだけ。」と話しています。
ということは、聴く人がいればその数だけ別々のビートルズナンバーが存在するのでしょうか。そしてそんな皆それぞれの脳の働き(あっさり言えば想像力!)を喚起している告井さんの演奏ってスゴイと思いませんか!?
で、まぁつまりは、一人でも多くの方に告井さんの生演奏を聴いてもらいたいということなのです(^^;
「一人ビートルズ・告井延隆ライブ」は、8月23日(水)夜7時半開演予定、チャージは3000円(1ドリンク付)です。
ではでは、どうぞよろしくお願いします。またね(^^)/~
music cafe Folks HP
追記:今回のブログタイトルは言うまでもなくジョン・レノンの名曲「イマジン」から取っているわけですが、先日ユタが聴きに行ったライブでの告井さんのMCによると、ビートルズの極々初期のナンバーで既にこの「想像してごらん」の歌詞の原型があるそうです。
どの曲かわかりますか?